馬込神明社
所在地 | 東京都大田区南馬込1丁目40 |
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馬込銀座から西へ荏原台の中へ上がっていく谷筋の北側斜面沿いに神社があります。神社の境内がそのまま幼稚園になっているため、普段は中に入れないようです。(狛犬と鳥居は門の外ですが、享保三年の庚申燈籠(庚申塔と燈籠が一体化した珍しい石造物)は中なので見ることができません) | |
訪問日 | 2023年7月,2024年9月,2025年6月 |
狛犬
奉献/建立 | 明治十五年壬午四月[1882年4月] |
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石工銘 | 飯田紋次郎光忠/東京芝伊皿子町 和田五兵衛 |
狛犬タイプ | 尾流れ(左:花,右:子) |
やや短足ながらも、見事な巻き毛が表現されています。左側は牡丹を持ち、右側は仰向けになった子狛がいます。 台座にある「久保谷」は神社の東側の谷部分を指す地名だったようです「ハユロ」が縦に並んでいるように見える字は「谷」の異体字です。 右側台座に石工銘「和田五兵衛」があるのですが、左側狛犬本体台後部にも「彫工 飯田紋次郎光忠」の銘が確認できます。(磐井神社や太田神社と同様に狛犬と台座で作業分担したのではないでしょうか) 飯田紋次郎は、同じ大田区の小足立八幡神社の狛犬も手がけています。 |