芝生浅間神社

所在地 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目19−10
旧東海道の神奈川宿西端で、湾沿いに関内に続く横浜道との分岐路に鎮座しています。急な階段参道を上がっていくと、清潔に掃き清められた境内が広がっており、横浜の市街地を見渡すことができます。
※現在の浅間町は、かつて芝生という地(村)名だったようです[4]

狛犬

奉献/建立 慶應二丙寅六月[1866年6月]
石工銘 不明
狛犬タイプ 尾流れ(左:子,右:子)
子狛の無邪気さと親狛の愛情が見える造形です。傷んで見えるのは戦災のためだそうです。

狛犬

奉献/建立 不明
石工銘 不明
狛犬タイプ 獅子山
拝殿の左横、稲荷社との間に置かれています。下を向き、大きく足を踏ん張る姿勢から、元は獅子山の上に置かれていた狛犬のようです。

富士登山記念碑

奉献/建立 大正九庚申年六月[1920年6月]
石工銘 川古谷徳次郎
階段参道を少し上って右手に置かれています。碑上部に「北口登山/三十三度」とあり、山梨県側から登山したようです。

浅間神社碑

奉献/建立 昭和十年十月[1935年10月]
石工銘 原町田 湯上石材店
階段参道を少し上って左手に置かれています。横濱貿易新報社が神奈川県下の名勝史蹟を選定して置いた碑の一つです。

義勇奉公碑

奉献/建立 明治四十年六月[1907年6月]
石工銘 川古谷𫝁之助
神社入口右横に立てられています。日露戦役における戦没者の慰霊顕彰です。碑文はくずし字体で書かれており、石工の腕を感じます。
「𫝁」は「卯」の異体字です。