中村八幡宮

所在地 神奈川県横浜市南区八幡町1
中村川の右岸(南側)丘陵北側斜面に神社が鎮座しています。
入口の階段下側階石標に、市の文化財にも指定されている[4]、 水準点の印が刻印されています。 (同じ刻印が慶運寺の題目塔台座にも ありました。

狛犬

奉献/建立 明治三十三秊第九月[1900年9月]
石工銘 東京深川 木旭𫝕
狛犬タイプ 獅子山(左:子,右:子2)
境内2つ目の階段を登った左右に獅子山があり、 子狛(左1,右2)を伴った狛犬が置かれています。 髭・鬣・筋肉いずれも力強い動きを感じさせる彫りで、 江戸獅子山の傑作だと思います。
石工銘の「木旭𫝕」は、明治の石工「木村旭辰[3]」で、 東八幡神社の狛犬と 同じ可能性があります。

石燈籠

奉献/建立 明治十五年五月[1882年5月]
石工銘 不明
境内2つめの階段下左右に置かれています。 台の彫刻が非常に精妙で、猫足・火窓も丁寧に作られています。 富士講らしき印がありますが、 石工銘は確認できませんでした。

鳥居寄附連名表碑

奉献/建立 明治廿一戊子年八月[1888年8月]
石工銘 森邑 佐々木本吉
鳥居をくぐってすぐ右手に置かれています。 石工名は「米吉」かも知れません。