丸山台石塔群

所在地 神奈川県横浜市港南区丸山台3丁目36−21
大岡川(東)と柏尾川(西)に囲まれた丘陵内を、北西方向へ流れて柏尾川と合流する平戸永谷川が流れる谷の左岸(南)側の丘陵が丸山台と呼ばれています。丘陵全体はほぼ住宅地として開発されていますが、かつて丘陵各所に置かれていた庚申塔などの石塔群が丸山台第二自治会館に集められています。
石塔には宗教的な意味合いの他に、橋や街道沿いに置かれ、道標としての役割もあったことが伺えます。

西國秩父坂東百番供𫝥塔

奉献/建立 安永七戊戌十月[1778年10月]
石工銘 定右衛門
石塔群の右から3番目に置かれています。上部に仏像の浮彫があります。霊場名の左右に戒名が書かれており、この塔は二人の女性が霊場百カ所を巡った記念に奉納されたと思われます。
右側面に「施主 定右衛門」の銘がありますが、鎌倉で 400年続く石工 石長のホームページ[1]では、この塔が石長九代目定右衛門の作であると紹介されています。
※「𫝥」は「養」の異体字です。