八杉神社

所在地 神奈川県横浜市港北区大豆戸町239
丘の斜面に沿って建てられている神社です。

狛犬

奉献/建立 明治二己巳年九月[1869年9月]
石工銘 末吉橋 片野せん
狛犬タイプ 尾流れ(左:子,右:子)
参道階段を上がったところに鎮座しています。慶雲と比べてしまうと彫の浅さが目につきますが、子狛の表現は生き生きとしていて負けてないと思います。(逆に慶雲はこれを意識して子狛をデザインしたのかも知れません)

狛犬

奉献/建立 明治十四年八月[1881年8月]
石工銘 溝ノ口 内藤留五郎
狛犬タイプ 尾流れ(左:花,右:子)
拝殿脇に鎮座する狛犬で、初代慶雲の作。右側子狛の仰向けになった姿が見事です(ちゃんと後ろ足も浮いている)。また、左側狛犬の足元には「牡丹」があります。

石鳥居

奉献/建立 文政十二己丑三月[1829年3月]
石工銘 鶴見村 飯嶋吉六
参道途中にある鳥居で、かつては二之鳥居でした。この鳥居も、残材しか残っていない一之鳥居もも明神鳥居です。

鳥居残材

奉献/建立 (弘化四年丁未歳六月)[(1847年6月)]
石工銘 (鶴見村 飯嶌吉六)
参道入り口の太鼓橋にかつて一之鳥居があったようですが、撤去されています[1]。資料[2]や、「鶴見村石工・飯島吉六(謝辞[1])」によれば、一之鳥居は弘化四年の飯嶋吉六作だったようですが、今は拝殿横の扁額と二之鳥居脇、参道脇の残材を残すのみとなっています。