篠原八幡神社
所在地 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2735 |
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鶴見川が下末吉台地の中を削った南側河岸崖線の下をちょうど新幹線が通っています。その新横浜駅から崖線の坂を上った台地の上に神社が鎮座しています。 緑に囲まれた歴史を感じさせる雰囲気の神社です。 |
狛犬
奉献/建立 | 天保十亥年正月[1839年1月] |
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石工銘 | 靏見橋 飯嶋吉六 |
狛犬タイプ | 尾流れ(左:子,右:子) |
彫が細かくかつ美しく、吉六の最高傑作の一つだと思います。子狛の表情がいずれも見事で、左側の子狛は参拝者に背を向け、親狛に何かを訴えかけるように見上げ、右側の子狛は親狛の腕の下に隠れて参拝者の方を伺っているかのようです。 静寂な境内の中で、いつまでも見ていられる狛犬です。 |
敷石奉納塔
奉献/建立 | 昭和参年四月[1928年4月] |
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石工銘 | 當町 石勝 |
境内へ向かう参道の右側に置かれています。石工の石勝と言えば江戸/東京の青山が想起されますが、當町とあることから別の石工のようです。 |
鳥居残材
奉献/建立 | 明治四十四年十一月[1911年11月] |
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石工銘 | 不明 |
鳥居の右横に鳥居の残材が立てられていますが、関東大震災で崩壊した鳥居を、昭和五十五年に社号標として再利用したとのことです。(鳥居自体は昭和二年に再建されています) |