大豆戸不動尊

所在地 神奈川県横浜市港北区大豆戸町
港北警察署から菊名駅の間、綱島街道は現在の道から1本東側を、鶴見川の蛇行が削った丘陵崖に沿ってその下を通っていました。
その道の途中に東側の丘陵への参道入口があり、その先の急斜面を階段参道で登るとかつて本堂があったと思われる広場に出ます。
本堂は火災により焼失[1]し、花壇になっていたはずの跡地も今は倒木等に覆われ、雑草の中に祠と数点の石造遺物が残っているだけです。また、階段参道の途中に修行場の跡があり、龍口が残っています。
※「不動尊」は基本的に寺院ですが、神仏習合のためか、入口には鳥居が置かれています。
訪問日 2023年5月,2025年12月

石水盤

奉献/建立 天保七丙申年正月[1836年1月]
石工銘 神奈川飯田(町) 岸文右ェ門
広場の隅に雑草に埋もれていました。正面に「奉納」と五七の桐紋が彫られています。

鳥居残材

奉献/建立 (文化九壬申三月)[1812年3月]
石工銘 (靏見村 飯島吉六)
吉川氏資料[2]によれば、ここに吉六の文化九年の鳥居残材があったはずで、修行場跡の左脇に鳥居らしきものが埋められていました。残念ながら柵があり、中に入ることができないため詳細は不明です。