小机住吉神社

所在地 神奈川県横浜市港北区小机町110
横浜上麻生道の新川向橋港北区側に入ったところに 神社標が建っており、そこから入口へ道がつながっています。
鉄製の鳥居は台風で倒壊したものを令和二(2020)年に 鉄製で再建[2]したとのこと。
ネット上の過去写真[3]を見ると、 倒壊前は木造と小松石製の2つの鳥居が並んでおり、 石鳥居の方は大正十四年の岸文吉の作だったようです。

狛犬

奉献/建立 明治三十九年十一月[1906年11月]
石工銘 (高橋磯右衛門)
狛犬タイプ 尾流れ(左:子2,右:子2&珠)
大きさ・迫力・造形・子狛の躍動感、全てにおいて、非常に素晴らしい狛犬だと思います。 残念ながら石工銘がありません。 しかし、顔や姿形が 荒蘭ヶ崎熊野神社の狛犬 (明治35年、石工 高橋磯右衛門)と酷似しているので、 同じ作者と考えています。

唐獅子

奉献/建立 不明
石工銘 不明
唐風の狛犬(獅子)です。なぜここにあるのかよくわかりません。

石水盤×2

奉献/建立 文化六年年己巳七月[1809年7月]
石工銘 不明
先々代と先代(明治四十三年)の石水盤ですが、 石工銘はどちらも確認できませんでした。 先代の石水盤には三つ巴紋が彫られていますが、 先々代の方には卍紋が彫られていたそうです(「横浜市文化財調査報告書」)。