本長寺

所在地 神奈川県横浜市港北区樽町4丁目1−15
綱島街道の大曽根交差点の一本北の交差点から東に入り、 新幹線の高架をくぐると寺院入口に出ます。

題目塔

奉献/建立 明治十二年十二月[1879年12月]
石工銘 末吉村 片野善五良
山門を入って右手に本堂がありますが、 そのまま進むと戦没者慰霊碑を兼ねた長命観音があります。 その裏手に題目塔が手前に1基、奥に3基並んでおり、 これはその奥真ん中となります。
「横浜市文化財調査報告書17(謝辞[8])」によれば、 正面に「南無妙法蓮華経」(題目)があり、 右側面に「天長地久國家安康」、 左側面に「宗祖六百遠忌建立」と書かれています。

題目塔

奉献/建立 明治十九年五月[1886年5月]
石工銘 矢上村 片野善五郎
奥に3基並んでいる題目塔の左端となります。 同様に正面に「南無妙法蓮華経」、 右側面に「佛法𪥌隆國家安全」とあります。 真ん中の題目塔の7年後の同じ石工による作ですが、 石工の所在地が矢上村に変わっています。

題目塔

奉献/建立 元治元子三月[1864年3月]
石工銘 不明
手前に置かれている題目塔です。 正面は他と同様に「南無妙法蓮華経」とありますが、 右側面は「一天泰平」、 左側面は「四海安全」と書かれています。 建立は元治元年で他より10年以上古いものです。

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