橘樹神社

所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町1丁目8−12
相鉄天王町駅と16号線の間にあり、 商店街やビル群に囲まれた神社です。 広い境内には木々も残され、暑い中参拝する人が絶えませんでした。

狛犬

奉献/建立 嘉永五年歳在壬子一月[1852年1月]
石工銘 下岩間町 八五郎 /京橋 由五郎
狛犬タイプ 尾流れ
水平に伸びた耳が特徴の狛犬です(よく破損しなかったものです)。 一見平坦な彫りに見えますが、 よく見ると、爪、筋肉、尾の流れなどが丁寧に表現されています。

建震災復興記念

奉献/建立 昭和五年三月[1930年3月]
石工銘 石慶龍
境内右手に立てられています。 表面の碑文では昭和四年十一月ですが、 裏面に昭和五年三月建立の銘が あったようです[4]

神田不動尊台座

奉献/建立 文化八辛未冬二月[1811年2月]
石工銘 八五(郎)
拝殿の奥(裏側)左手に庚申塔とともに祀られています。 仏像は昭和十年八月に再建されていますが、 台座は当時のものだと思っています。

石盥盤

奉献/建立 延宝六年戊午霜月[1678年11月]
石工銘 不明
境内左手、脇鳥居のそばに置かれています。 「盥盤」は「かんばん/たらいばん」と読み、 後世の四角い石水盤/手水鉢の原型のようです。
資料[4]では 「小松石造」の名がありましたが、 銘は確認できませんでした。