狛犬と石工の世界
鶴見川と多摩川の流域を訪ねて
江戸尾流れ、吉六、慶雲・・
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上菅田八幡神社
所在地
神奈川県横浜市保土ケ谷区上菅田町727
田園地帯と住宅地が混在する中、坂を上り下りした先にありました。道路に面した一之鳥居から急な階段参道を上った先に拝殿があります。
石鳥居
奉献/建立
享和三龍集癸亥九月[1803年9月]
石工銘
靏見村 飯島吉六
階段参道の左側に拝殿へ上がる坂道が別にあり、その入口に立っていました。「龍集」とは「年」を意味するようです。
従軍紀念碑
奉献/建立
(明治三十九年頃)[1906年頃]
石工銘
飯島吉六
神社の入口の右手に階段があり、その先に石碑が2つ置かれています。右側の石碑が吉六の作で、碑面に明治三十七八年とあることから、日露戦争の従軍碑です。
桜花の絆
[2]
には『明治四十二年建立』とありますが、それを裏付ける銘は確認できませんでした(左側の石碑の銘『昭和四十二年』と混同した可能性もあり)。
ここでは、北村正幸氏の「鶴見村石工・飯島吉六 ~十一代続いた石工~(
謝辞[1]
)」に準じ明治三十九年頃としています(吉六銘が残る最後の作の一つであることは確実です)。
石水盤
奉献/建立
享和三癸亥九月[1803年9月]
石工銘
不明
一之鳥居の右脚元に置かれています。吉六の鳥居と同時期の建立なので、これも吉六作かも知れません。
参考にさせていただいたリンク
散歩日記:上菅田八幡神社
桜花の絆:明治三十七八年戦役従軍紀念碑