狛犬と石工の世界
鶴見川と多摩川の流域を訪ねて
江戸尾流れ、吉六、慶雲・・
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大蔵氷川神社
所在地
東京都世田谷区大蔵6丁目6−7
野川沿い多摩堤通りの鎌田区民センター入口交差点から 北へ上がり、仙川を渡ったところに鎮守杜に囲まれた お社があります。
狛犬
奉献/建立
弘化二年歳次乙巳季穐[1845年99月]
石工銘
古市場村 巳之吉
狛犬タイプ
尾流れ(右:子)
顔が細く、耳の位置が下すぎるためか 独特の顔つきをしておられます。
右側台座に狛犬には珍しい長文の刻文があり、 「まさかの狛犬」
[2]
に 書かれている内容が非常に興味深いです。 ※"穐"は秋の異体字です。
鳥居残材
奉献/建立
寛政七乙卯三月[1795年3月]
石工銘
石田屋太右衛門
境内右側狛犬の足元に置かれています。
建立年銘や石工銘が見えるように置かれていて 感謝です。
階段石標
奉献/建立
明治四十二酉年四月[1909年4月]
石工銘
高津村二子 小俣庄右エ門
二之鳥居手前にある階段の石標です。
石水盤
奉献/建立
寛延四辛■[1751年99月]
石工銘
不明
神社入口右側、社号標の手前に置かれています。
参考にさせていただいたリンク
江戸御府内千社参詣:第二一五回 大蔵氷川神社(大蔵)
狛犬小屋 今月の狛犬:No.106 まさかの狛犬~大蔵氷川神社