野毛六所神社

所在地 東京都世田谷区野毛2丁目14−2
野毛付近で国分寺崖線が多摩川近くまで迫っていますが、その崖線斜面を登る坂道の途中に神社入口があります(「野毛」は「崖」を意味する言葉だそうです[1])。

狛犬

奉献/建立 昭和十二年七月[9999年99月]
石工銘 二子 小俣
狛犬タイプ 尾流れ
拝殿前に、撮影者泣かせの高い台座に載った狛犬がおられます。堆積岩っぽい石材のせいか、彫りの凹凸があまり感じられず、やや丸みのある印象を受けます。しかし、人間っぽい歯と三角形の突き出した舌は、後期小俣の特徴を引き継いでいるようです。

奉献/建立 明治廿三年四月[9999年99月]
石工銘 二子 小俣松五(郎)
境内社(北野神社)の拝殿前右に置かれています。

水神社紀念碑

奉献/建立 大正十年十二月[1921年12月]
石工銘 二子 小俣
境内社(水神社)の前に置かれています。水神社のご神体は、かつて洪水で流されたものが、多摩川の砂利採掘作業中に発見されたものといわれています[2]。そのためか、石碑裏に「玉川砂利同業組合/玉川採掘組合」の名が書かれています。