下丸子六所神社
所在地 | 東京都大田区下丸子4丁目16−5 |
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地理院地図の陰影起伏図で見ると、下丸子駅から東側下丸子公園の手前まで緩やかな高み(自然堤防)となっており、その西端に下丸子六所神社や長福寺が位置しています。 多摩川を挟んだ対岸に、同じ飯島吉六の狛犬がある中丸子神明神社があり、かつては陸続きで同じ村だったといわれています[2]。 |
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訪問日 | 2023年4月,2024年5月,2024年9月,2025年6月 |
石燈籠
奉献/建立 | 弘化四丁未年九月[1847年9月] |
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石工銘 | 古市場 巳之吉 |
拝殿前左右に置かれています。台座に不思議な姿をした狛獅子?が彫られています。 左側の竿部に奉納年銘がかすかに残されていました(右側には銘無し、再建されたのでしょうか)。 |
戰没従軍紀念碑
奉献/建立 | 明治三拾九年五月[1906年5月] |
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石工銘 | 内藤慶雲 |
拝殿左横に置かれています。正面に「明治二拾七八年/三十七八年/戰没従軍紀念碑」とあり、日清戦争と日露戦争に従軍した兵士への慰霊碑となっています。 |
二之鳥居
奉献/建立 | 文化元甲子年十一月[1804年11月] |
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石工銘 | 不明 |
反対側の脚には「延享元甲子年十一月(1744年11月)」の銘があります。再建されているのかも知れません。一之鳥居は神明鳥居ですが、二之鳥居は明神鳥居となっています。 |
境内社鳥居残材(撤去)
奉献/建立 | 大正八年二月[1919年2月] |
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石工銘 | 末吉 清水弥太郎 |
2025年6月に再訪したところ、拝殿右(北側)の境内社三社はすべて撤去されていました(2024年9月時点で解体中でした)。 拝殿左横の木の根元に鳥居の残材が集められていました。清水弥太郎の銘が入った鳥居台石を探したのですが、見つかりませんでした。 |
社号標兼建設碑
奉献/建立 | (明治三十四年十月)[(1901年10月)] |
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石工銘 | 溝ノ口 内藤慶雲 |
表面には「村社 六所神社」とあり、社号標となっています。しかし背面には「花崗石鳥居建設碑」とあり、奉納年月が明記されていませんでしたが、一之鳥居(花崗岩)の建設を記念した碑と思われます。(よって建立年を鳥居と同時期にしています) |