雪谷大塚稲荷神社

所在地 東京都大田区雪谷大塚町14−13
中原街道は、丸子の渡しで多摩川を越えて調布村(現在の田園調布)に入り、そのまま北東方向へ洗足池へと続きますが、その途中現在の環状八号を越えたところに大塚稲荷神社へ続く参道入口がありました。
神社は鵜木大塚古墳と呼ばれる円墳の南側斜面を利用して建てられています。
訪問日 2024年6月,2025年4月

狛狐

奉献/建立 大正十三年一月[1924年1月]
石工銘 山谷 小俣徹石
狛犬タイプ 狐(左:珠,右:子&珠)
階段下の両脇に置かれています。台座上部は明らかにコンクリート製で後世の作ですが、台座下部(溶岩台座)は大正のオリジナルのようです。
右側の歯(牙)の表現や子狐が珠をかじる様などユニークな狐像です。

狛狐

奉献/建立 嘉永元戊申九月[1848年9月]
石工銘 不明
拝殿の前に置かれていますが、首が無いため、残欠扱いとしています。
願主は鵜ノ木八幡神社で多く見られた『天明』姓です。