大森貴舩神社

所在地 東京都大田区大森東3丁目9−19
第一京浜(東海道)の大森町駅入口交差点から東へ進み、 産業道路を越えて厳正寺の南へ回り込むと神社西門に出ます。 神社は南北に長い参道を持ち、境内はよく整備されていました。
※「舩」は「船」の異体字です。

狛犬

奉献/建立 明治三十三年六月[1900年6月]
石工銘 六郷 竹内六之助
狛犬タイプ 尾流れ(左:子2,右:子&珠)
高い台座に載り、サイズも大きな狛犬です。 台座にある「新榮講」はお伊勢参宮講の名前のようです[2]
現時点で竹内六之助が作ったとわかっている唯一の狛犬です。

石橋

奉献/建立 明治三十三年八月[1900年8月]
石工銘 六郷 竹内六之助
拝殿のすぐ前にある石太鼓橋です。 現在はその下に何もありませんが、 かつてはここに川が流れていたようです[1]

落成記念碑

奉献/建立 昭和十年十一月[1935年11月]
石工銘 石亀
水舎と玉垣の落成記念碑で、参道左手にあります。

百度石

奉献/建立 大正十五年六月[1926年6月]
石工銘 石亀
背面に「大正四年五大典紀念」と 「大森八番組消防」の文字が確認できます。 石工は落成記念碑と同じようです。

石燈籠

奉献/建立 大正十一年四月[1922年4月]
石工銘 六郷 竹内六之助
参道左側に置かれています。 探したのですが、片方しかありませんでした。
石工は狛犬と同じ竹内六之助で、 レリーフの狛犬もなんとなく似ています。