馬込八幡神社

所在地 東京都大田区南馬込5丁目2−11
荏原台と呼ばれる台地のほぼ中央を、江戸時代から使われている尾根道沿いに神社が鎮座しています。現在は第二京浜沿いともなっています。
訪問日 2023年2月,2023年7月,2024年9月,2025年6月

狛犬

奉献/建立 慶應元乙年亡九月[1865年9月]
石工銘 不明
狛犬タイプ 尾流れ(左:子,右:子)
親狛の造形はいまひとつですが、左側の子狛は飛びつく瞬間を、右側は仰向けにじゃれる(乳吸い?)ところを、それぞれ見事に描写しています。
奉納者の「根古谷(屋)」という地名はかつて馬込にあった城に由来するようです[3]
また台座の「平張谷」については、「椋箚記[4]」で由来が考察されています。

石水盤

奉献/建立 寶暦二申天九月[1752年9月]
石工銘 (武)州 石屋四(郎兵)衛
石工銘、奉納年銘ともに剥落が進み、判読が難しいですが、「大田区の石造遺物(謝辞[10])」を参考に記載しています。