久が原東部八幡神社

所在地 東京都大田区久が原2丁目18−4
武蔵野台地の南端で、西側の多摩川と呑川に挟まれた久が原台地の東側斜面に神社があります。

狛犬

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奉献/建立 明治(十一年)十二月[1878年12月]
石工銘 (鉄五郎/清)三郎
狛犬タイプ 尾流れ(右:子)
右側に乳吸いと思われる子狛がいます。彫りはあまり深くありませんが、バランスの取れた構図の狛犬です。
奉納年銘の年部分の剥落が進んでいますが、「大田区の石造遺物(謝辞[10])」によれば、明治十一年とのことです。
石工銘は連名になっていて、左側の「三郎」しか読めません。
上記資料によれば、境内の明治十三年奉納の石垣に「品川 岩崎鉄五郎/清三郎」という石工銘があったようです(探したのですが、銘は見つかりませんでした)。恐らく狛犬も同じ両名による作と思われます。