本光寺

所在地 東京都大田区久が原2丁目19−17
武蔵野台地の東南端となる久が原台の東側崖線下に日蓮宗の本光寺があります。
東側を流れる呑川を挟んで、荏原台上の総本山の池上本門寺と向かい合っています。
境内には寛文九(1669)年の彫像の無い初期板碑型の庚申塔[3]が大切に保存されています。
訪問日 2025年4月,2025年6月

題目塔

奉献/建立 文政第二己卯祀十月[1819年10月]
石工銘 品川 四郎兵衛
山門を入ってすぐ左手に置かれている題目塔です。「大田区の石造遺物(謝辞[10])」では、"一字一石成就の供養塔"となっています。

題目塔

奉献/建立 明治十一年十月[1878年10月]
石工銘 南品川 岩崎鉄五郎/岸田清三良
山門前左側に背の高い題目塔が置かれています。高祖(日蓮)の六百回御忌塔として建てられたようです(四年誤差があるそうですが[2]
石工銘は連名となっており、久が原東部八幡神社の狛犬や石垣を作成したのと同じ組み合わせです。