小足立八幡神社

所在地 東京都狛江市西野川2丁目33−1
現在国領駅から喜多見駅の東側へと流れている野川は、明治の頃は西野川緑地公園の東横を南へと流れていました。その旧野川の右岸(西側)となる場所に神社があります。
現在神社の西側には、約100mの細長い参道がありますが、かつては市道だったことが参道奉納記念碑に記されています。

狛犬

奉献/建立 明治廿二己丑年第四月[1889年4月]
石工銘 飯田紋次郎(光忠)
狛犬タイプ 尾流れ(左:子,右:子)
拝殿の前に置かれています。一見すると子犬のような狛犬ですが、頬髭や尾には立派な巻きがあり、丁寧に作られていることがわかります。
石工は、大田区の馬込神明社の狛犬と同じ飯田紋次郎光忠です。(銘の位置も同じです)

石祠

奉献/建立 明治四十一年五月[1908年5月]
石工銘 登戸 吉澤耕石
石燈籠の手前、参道右側の手水舎の左に祀られている石祠です。

石鳥居

奉献/建立 大正九年四月[1920年4月]
石工銘 登戸 吉澤耕石
拝殿左の社務所の左奥に稲荷社があり、そこで祀られている石祠です。

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