妙光院

所在地 東京都府中市本町1丁目16−13
多摩川を北上する府中街道(川崎街道)が、府中崖線を登る手前の崖下に寺院があります。由緒と歴史のある寺院で、緑豊かな境内となっています。

十一面観音坐像

奉献/建立 文政四辛巳歳十月[1821年10月]
石工銘 (登戸 伊勢屋藤吉)
入口から入って、少し進むと右手に石仏が三壇で多数並べられており、その下壇の中央に十一面観音坐像が置かれています。真正面に石塔があるため、真正面からの写真は撮れませんでした。また像が壇と接しているため、台石背面にあるはずの石工銘を確認することができませんでした(「府中市の石造遺物(謝辞[30]」から引用しています)。

石碑

奉献/建立 明治十三年四月[1880年4月]
石工銘 廣羣鶴
本堂手前参道左側に置かれています。碑文は漢文で書かれており、碑題も読めませんでした(残念)。

敷石寄附連名碑

奉献/建立 明治三十五年拾月[1902年10月]
石工銘 溝ノ口 内藤慶雲
所在地 地図
寺院本堂は崖線下にありますが、そこから崖線ハケ(金比羅坂)を登った先に妙光院の境外仏堂である金比羅堂があります。
その府中街道からの参道入口脇に慶雲の碑が置かれています。参道には鳥居があり、神社の様相があります。