普門寺

所在地 東京都府中市宮町3丁目17−1
大國魂神社境内から東へ伸びている京所道(品川街道)を、随神門から約400m 進んだところに普門寺があります。大きなイチョウの木もあり、「目の薬師様」としても知られているようです。

普門品供養塔

奉献/建立 文政六癸未年十一月[1823年11月]
石工銘 登戸 伊勢屋藤吉
本堂左手に3基おかれている石碑の左端です。聖観音座像が上部に彫られており、台石正面に「百萬巻讀誦人」と記され、多くの氏名が台石に列挙されています。
伊勢屋藤吉は登戸吉沢の初代で、早い時期から府中で活躍し始めていたことが伺えます。

奉誦普門品供養塔

奉献/建立 文政十龍次丁亥冬十一月[1827年99月]
石工銘 同所 和泉屋佐平治
本堂左手に3基おかれている石碑の右端です。梵字の下に「奉誦普門品供養塔」と書かれています。左端と同じく普門品という経典を一定の回数読誦したことを記念して建てられた供養塔です[2]
側面に「新宿講中」とありますが、「新宿」は府中宿を構成した三つの町のうちの一つです。

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