金子厳島神社

所在地 東京都調布市西つつじケ丘1丁目15−8
甲州街道(国道20号)の西つづじヶ丘交差点付近から、北西方向へ 400m進み、国分寺崖線とぶつかった所に神社があります。崖線下からの湧水が池となり、神社名である厳島(弁財天)の由来となったようです[3]

狛犬

奉献/建立 大正八年一月[1919年01月]
石工銘 登戸 吉澤耕石
狛犬タイプ 尾流れ(左:珠,右:子)
拝殿の左側に西を向いて置かれています。同居している初代の作と比べると、大胆なデフォルメが躍動感を生んでおり、吉沢耕石らしい迫力と勢いを感じます。

狛犬

奉献/建立 文政十二己年十一月[1829年11月]
石工銘 登戸村 伊勢屋藤吉
狛犬タイプ 尾流れ(右:珠)
鳥居から入ってすぐの所に置かれています。台座が低いにも関わらず、欠損・破損があまり無いことに驚かされます。彫りが細部まで残っているためか、動きを感じるというよりは、威厳と神聖さを感じます。
吉沢耕石初代の作ですが、細山神明社の狛犬 同様まだ髭の特徴的な渦カールは無く、波のような文様で表現されています。

神域記念碑

奉献/建立 昭和廿五年五月[1940年5月]
石工銘 當村 高橋石材店
境内右手社務所の横に置かれています。神社の由来が書かれているようですが、詳細は不明です。石工は調布在住のようです。

一之鳥居

奉献/建立 大正四年十一月[1915年11月]
石工銘 登戸 吉沢耕石
境内入ってすぐのところに建っています。大正4(1915)年に行われた大正天皇の即位大礼(御大典)を記念して鳥居が奉納されたようです。