生麦 飯塚寅吉

明治から昭和の三時代にかけて作品が残っている石工です。 昭和になると「石寅」という銘も使っていたようです。
狛犬の頭頂部が平たいことや、どんぐりのような目が特徴ですが、 昭和に入ってからの狛犬は、 従来の特徴は残しつつ、さらに独特な進化を遂げています。

作品リスト(全て:6件)

奉献/建立年月石工銘 石造物神社/寺院
1907年1月 明治四拾年一月 神奈川 飯塚寅吉 狛犬(左:珠,右:子) 神大寺日枝神社
1913年9月 大正二年九月 生麥 飯塚寅吉 狛犬 生麦杉山神社
1921年3月 大正十年三月 生麥 飯塚寅吉 狛狐 馬場神明社
1927年3月 昭和二年三月 石寅 狛犬(左:珠) 生麦水神宮
1927年5月 昭和二年五月 飯塚寅吉 神社碑 生麦水神宮
1933年5月 昭和八年五月 石寅 富士浅間大神碑 生麦水神宮