女躰大神

所在地 神奈川県川崎市幸区幸町1丁目
川崎ラゾーナの北側にあります。 境内が幼稚園になっているためか、南側入り口は常時閉鎖されており、 東側から入ります(とはいえ平日は園児が遊び場にしているので、 入りづらいです)。 拝殿左側が社務所になっており、その前に狐像が置いてありました。

狛犬

奉献/建立 大正九年十月[1920年10月]
石工銘 不明
狛犬タイプ 尾流れ(左:子&珠,右:子)
狛犬見聞録[1]にあるように 親狛と子狛で変化を持たせた表現は見事です。 台座に奉納者の名前が多数彫られているのですが、 石工銘は確認できませんでした。 石水盤の石工銘から同じ杉山姓の「杉山角太郎」かとも思ったのですが、 渡田新田神社の狛犬とは かなり作風が異なっているようです。
左側の珠を抱えてじゃれる子狛の様子は、 境内の幼稚園にふさわしい可愛さです。

鳥居残材

奉献/建立 寛政五癸丑歳四月[1793年4月]
石工銘 (鶴見村 飯嶋吉六)
南側からの参道右側に鳥居の残材が2本立てられています。 残念ながら台座はほぼ地面に埋まっており、 左側台座正面にあるという石工銘は確認できませんでした。 (とはいえ、先代の鳥居を見える場所に保存されていることには 感謝です)

石水盤

奉献/建立 昭和十一年八月[1936年8月]
石工銘 杉山角次郎
南側からの参道左側にある、現役の石水盤です。
杉山角次郎は幸区中幸町2丁目を拠点とした石工[4]で、 同じ神社内の明治百年記念碑も手掛けています。

石水盤

奉献/建立 寛政五癸丑歳四月[1793年4月]
石工銘 不明
東側から入ってすぐ右手に石水盤が2つ置かれています。 後ろの新しい方の奉納年は紀元二千六百年=昭和十五(1940)年です。 (現役の石水盤より新しいのですが)

再建明治百年記念碑

奉献/建立 昭和四十三年八月[1968年8月]
石工銘 杉山角次郎
東側から入って右手に石水盤の横に立っています。 新しすぎるので本来なら対象外ですが、 石水盤と同じ石工銘なので記載しました。