北加瀬熊野神社
| 所在地 | 神奈川県川崎市幸区北加瀬1丁目13−2 |
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| 鶴見川左岸(北側)の下末吉台地の東南角が、北側を多摩川に、南側を鶴見川に削られて残った細長い島状の丘(加瀬山)上のほぼ中央に神社があります。 丘の上には夢見ヶ先動物公園もあり、休日は家族連れで賑わっています。 |
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| 訪問日 | 2022年11月,2023年4月,2023年10月,2023年11月,2024年1月,2024年7月,2025年2月,2025年3月,2025年7月 |
狛犬
| 奉献/建立 | 大正九秊二月[1920年2月] |
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| 石工銘 | 川崎町砂子 石藤 |
| 狛犬タイプ | 尾流れ(左:珠,右:子) |
| 石灯篭や義勇奉公碑と建立が同時期であることと年の表記法から、片野藤吉の作と思ったのですが、「川崎町砂子」とあることから、別の石工と思われます。また、藤吉の箕輪諏訪神社の狛犬とも作風が異なっているようです。 なんとなく、構図や珠・子狛の配置が先代狛犬と似ている気がします(オマージュ?)。 |
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狛犬
| 奉献/建立 | 嘉永六年八月[1853年8月] |
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| 石工銘 | 不明 |
| 狛犬タイプ | 尾流れ(左:子&珠,右:子) |
| 昭和六十年十一月に改修(おそらく台座のみ)されているようです。左(吽)側の顔の表情が非常にユニークです。(笑っているように見えます)。それだけに 右(阿)側の顔と子狛の欠損が残念です。 | |
随身(随臣/左右大臣)
| 奉献/建立 | 元治二丑歳四月[1865年4月] |
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| 石工銘 | (神地村 傳)右エ門和(親) |
| 右側像の台座左に年号らしき銘があるのですが、達筆すぎて、すぐには解読できません。「鶴見川フィールドワークⅡ(謝辞[37])」を参考にして、記載しています。 また、同じく右側像の台座裏には石工銘があるのですが、かすれていて一部判読できす、こちらも同資料を引用しています。 江ヶ崎八幡にも随身像がありますが、こちらの方は表情がやや「固い」です。矢筒がちゃんと残っているので、大切にされているようです。 |
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残欠
| 奉献/建立 | 不明 |
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| 石工銘 | 矢上 片野藤吉 |
| 義勇奉公碑の前にあります。おそらく碑台座を作るときに旧鳥居の石材が「再利用」され、その残りのようです。「片野藤吉」(大正)だけでなく、「嘉永」の石材も混じっています。 | |



















































































