大戸神社

所在地 神奈川県川崎市中原区下小田中1丁目2−8
武蔵中原駅から中原街道を西に進んですぐのところにあります。 三角形の敷地になっていて、入口は狭いですが奥は広く、 狛犬や石碑など多くの石造物が残されています。

狛犬

奉献/建立 明治四十年十月[1907年10月]
石工銘 神地 松原延太(郎)
狛犬タイプ 尾流れ(左:弾,右:弾)
砲弾狛犬として有名で、砲弾には「日露戦捷紀念」と書かれています。

御嶽神社碑

奉献/建立 明治四十五年五月[1912年5月]
石工銘 松原延太郎
拝殿左側に境内社(稲荷社)があり、その脇に石碑が立っています。 右側が「御嶽神社碑」となります。 狛犬の5年後の建立で、同じ石工が担当しています。

天照皇大神碑

奉献/建立 大正十五年正月[1926年1月]
石工銘 松原録
入口を入って参道右側に置かれています。

合祀神社碑

奉献/建立 紀元二千六百年[1940年]
石工銘 石匠 小俣庄右衛門
入口を入ってすぐ左側に置かれています。 この神社に合祀された各神社の名前が記されているようです。
裏面の彫りが読みづらいのですが、 「川崎市石造物調査報告書(謝辞[11])」によれば 明治卅九年の勅令により同四十一年に合社したことを記念して 紀元二千六百年(昭和十五年)に碑が建立されたようです。

石橋

奉献/建立 大正元年九月[1912年9月]
石工銘 不明
神社入ってすぐのところにあります。 参道の始まりを示す神橋だったようです。

神社標

奉献/建立 大正十五年十月[1926年10月]
石工銘 内藤慶雲
神社の入口右手に立っています。 こちらは天照皇大神碑と同じ年です。