常楽寺

所在地 神奈川県川崎市中原区宮内4丁目12−14
別名「まんが寺」として有名なお寺で、 府中街道と等々力アリーナに挟まれた場所に、 春日神社に隣接して位置しています。
入口には大黒様・七福神・蛙像があり、 境内林の中には、まんが筆塚の前に楽天、一平の顕彰碑もありました。

敷石供養塔

奉献/建立 安政(五戊午)歳十一月[1858年11月]
石工銘 神地村 傳(右エ)門
背面の石工銘が一部欠損していますが、 「神地村」と「傳」から松原伝右衛門と思われます。
同様に右側面の建立年銘も剥落が進んでおり、 「安政」と「歳十一月」のみ読みとれました (それ以外は「川崎市石造物調査報告書(謝辞[11])」を引用しています)。

寺号標

奉献/建立 昭和三十四年[1959年]
石工銘 石匠 慶雲
寺院入口に立っています。 表面に寺号と「高尾山秀順書」が刻まれ、 背面には石材が山城国の山崎産であることが記されています。
また、建立年が昭和三十四年とも記されており、 慶雲の石材廃業以降の作となっています。