修廣寺

所在地 神奈川県川崎市麻生区片平2丁目8−1
麻生川と並行する津久井道の片平交差点から西へ 300m程進むと参道の入口となります。そこから 150mほど続くさ緩やかな参道坂道を登ると、麻生川と片平川が削った多摩丘陵の縁に伽藍が立ち並んでいます。
境内では、ルーニー[3]がお出迎えしてくれます。

幟立て

奉献/建立 明治十四巳年九月[1881年9月]
石工銘 内藤留五(郎)
寺院境内の外側に一つだけ置かれています。

石階標

奉献/建立 (明治十)四巳年[1881年]
石工銘 溝ノ口 内藤留𫝀郎
参道終点から境内敷地へ上がる石階段の上側石標です。全体的に剥落が進み、年銘上部がかけていますが「四巳」は読み取れるため、幟立てと同じ明治十四年の作と思われます(他に末尾が四の巳は無い)。

報恩碑

奉献/建立 明治三十五年四月[1902年4月]
石工銘 登戸 吉沢光信
明治の初期にこの寺院内に開かれた片平学舎で指導を行った住職に対する報恩碑です[2]

石橋

奉献/建立 弘化二乙巳(年)初冬十月[1845年10月]
石工銘 登戸 吉沢藤三晃(信)
入口から続く参道の途中、山門前にあります。実際に川があったというより、神域を示すシンボルだったようです。
石工銘は吉沢耕石二代目の「藤三光信」だと思うのですが、「光」が「晃」に見えます。