慈眼寺

所在地 神奈川県横浜市都筑区中川7丁目7−8
多摩丘陵内を東西に流れる早渕川が作った谷戸の、北側斜面に慈眼寺と大棚中川杉山神社が並んでいます。
駐車場奥にある庚申塔は社に納められており、太陽/蛇頭/六臂/女人像/邪鬼/二鶏/三猿が良く残っています。

宝篋印塔

奉献/建立 文化六巳年冬十二月[1809年12月]
石工銘 鶴見村 飯嶋吉六
本堂前にある石宝塔の台座に、わずかですが刻銘が読み取れます。

地神塔

奉献/建立 (明治九天子歳晩春)[1876年3月]
石工銘 (末吉村) 片野(善五郎)
寺院入口の左手(西側)にある駐車場の隅に、石仏や祠と一緒に、板状の地神塔が壁に立てかけられるように置かれています。
そのため裏面はほとんど見ることができず、手を入れてかろうじて「片野」の文字を撮影することができました。「横浜市文化財調査報告書17-2」によれば、「明治九天子歳晩春/石工 末吉村竹(片)野善五郎」と書かれているようです。

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