狛犬と石工の世界
鶴見川と多摩川の流域を訪ねて
江戸尾流れ、吉六、慶雲・・
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総持寺墓地
所在地
神奈川県横浜市鶴見区鶴見2丁目1−1
総持寺の西側と北側に広がる墓地です。石原裕次郎やアントニオ猪木、首相経験者など、各界の著名人のお墓が点在しています。
訪問日
2026年5月
狛犬
奉献/建立
大正八年九月[1919年9月]
石工銘
酒井勝太郎(龍泉)
狛犬タイプ
尾流れ
所在地
地図
日比野雷雪の墓前に置かれた狛犬です。尾流れですが、大正時代によく見られる筋肉質で岡崎型に通じる顔立ちをしています。
石工の酒井勝太郎は、江戸の名石工だった初代酒井八右衛門(井亀泉)の息子で
[2]
、井龍泉の銘で都内に作を残しています。
※「井」は「酒井」から来ているのですね・・・
日比野雷雪墓標
奉献/建立
大正己未初月[1919年1月]
石工銘
石匠 酒井龍泉
所在地
地図
「神刀流開祖 天下無敵 日比野雷雪居士墓」と彫られた墓標で、墓地のどこからでも見ることができる高さです。
神刀流
[1]
は、日比野雷雪が明治23年に創始した抜刀術と剣舞の流派で明治末期から大正にかけて多くの軍人や文化人が支援したようです。
「象さんの耳打ち
[3]
」によれば、墓標の背面には碑文を書いた菅原正敬(徳富蘇峰)の名が記されています。
作成したのは、狛犬と同じ酒井龍泉(勝太郎)です。
記念燈
奉献/建立
大正九年三月[1920年3月]
石工銘
東京駒込吉祥寺 酒井龍泉
所在地
地図
日比野雷雪の墓標左手前に置かれた燈籠です。背面には、東郷元帥を筆頭に軍幹部の名前が列挙され、雷雪の人脈の広さを伺わせます。
参考にさせていただいたリンク
神刀流ホームページ
狛研ホームページ:編集長の狛犬日記 2024
象さんの耳打ち:心を打つ書は街にあり!新刊『書のある散歩道かながわ ―神奈川書碑探訪―』