獅子ヶ谷下神明社

所在地 神奈川県横浜市鶴見区獅子ケ谷2丁目32−1
GoogleMap では「下谷戸神明社」となっていますが、 「獅子ヶ谷下神明社」が正式名のようです。 環状2号トレッサの角から南に少し入った丘の斜面にあります。 入口にある庚申塔は宝永三(1706)年でかなり古いものです。 現在の石鳥居は平成八(1996)年に再建されています。

鳥居残材

奉献/建立 安政三年(十一月)[1856年11月]
石工銘 (飯島吉六)
拝殿へ上がる階段参道の左側に、 鳥居の残材が3本埋め込まれています。 「石工」は読めるのですが、肝心の石工銘が読み取れません。 また、奉納年についても「文政十亥年」と「安政三𫝕年」の両方が 読み取れます。 「鶴見の石碑(謝辞[7])」と 「鶴見村石工・飯島吉六(謝辞[1])」によれば、 安政三年の吉六作鳥居があったはずなのですが、 平成の鳥居再建時に解体されたと思われます。 さらに、「鶴見石工の系譜・付表(謝辞[6])」では 飯島五良右衛門の鳥居もあったとされています。 拝殿裏にシートをかけられた鳥居残欠らしきものが置かれており、 中身を見たいところです。

石水盤

奉献/建立 明治七戌年九月[1874年9月]
石工銘 不明
階段参道を上がったところの右側にあります。