山路開鑿紀念碑

所在地 神奈川県横浜市戸塚区名瀬町245 0051
名瀬川の谷戸である名瀬町と、平戸永谷川の谷戸である秋葉町の間には険しい丘陵があり、かつては細い山道でしか往来できなかったようです。東海道や鉄道が通る秋葉町までの道を整備すべく、各方面から資金を集め、昭和三年に完成に至ったことが碑文に記されています[1]

山路開鑿紀念碑

奉献/建立 昭和五年五月[1930年5月]
石工銘 戸塚町 石井𠔥吉
背面の上部に名瀬が所属する中川村が三千円を補助したことが、大きく記されています(官民一体の運動だったようです)。
石井兼吉は地元戸塚の石工で、下倉田八幡神社の狛犬を手がけています。