冨塚八幡宮

所在地 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3827
柏尾川右岸(西側)の崖線に沿った戸塚宿の中を通った東海道が、再度多摩丘陵を登っていく入口(崖線斜面)に神社入口があります。階段参道を登った丘陵上に拝殿が置かれ、その裏山は古墳だったようです。
この古墳を冨塚と呼んだことが「戸塚」という地名の由来だそうです[1]

狛犬

奉献/建立 天保十二年歳次辛丑秋八月[1841年8月]
石工銘 鶴見村 吉六 /藤澤驛 甚内
狛犬タイプ 尾流れ(左:子)
「吉六 No1.狛犬」[2]「傑作」[3]と言われるだけあって、保存状態もよい上に整った顔立ちや流れるような巻き毛、子狛の表情にも素晴らしい表現が感じられます。
吉六作にしては、やや短足で宝珠・角の名残のある頭部なのは、共同製作者の影響でしょうか。