妙香寺

所在地 神奈川県横浜市中区妙香寺台8
中村川と本牧通りに囲まれた山手の台地の南側斜面に位置しています。「東海道神奈川宿の石工たち(謝辞[3])」によれば、与兵衛・宝暦元年作の題目塔があるはずなのですが、確認できませんでした。「妙香寺トリビア[3]」によれば大黒堂裏に碑があったようです。

國歌君ヶ代發祥之地碑

奉献/建立 昭和十年十月[1935年10月]
石工銘 俯下原町田 湯上石材店
山門から境内に入って左手に置かれています。明治初期に妙香寺で軍楽隊の指導を行っていたフェントンが初代の君が代を作曲したことにちなんでいます。
横浜貿易新報社(現神奈川新聞)が社業45周年にあたる昭和10年に県下45名勝史蹟を選定し建てた碑の一つです[2]
他に綱島神明社林光寺に碑が存在し、同じ石材店が作製しています。

慰霊碑(金子松蔵)

奉献/建立 明治三十八年三月[1905年3月]
石工銘 閑石
碑の上左部が欠けていますが、碑文から陸軍歩兵一等卒として日露戦役に従軍し、旅順で戦死した金子松蔵という方の慰霊碑と思われます。