東観寺

所在地 神奈川県横浜市緑区東本郷1丁目21−1
鶴見川右岸の多摩丘陵崖線沿いを道を横浜線鴨居駅から東へ 1km弱進んだところに東観寺入口交差点があり、そこから少し崖線を登った所に寺院があります。

宝篋印塔

奉献/建立 (明)和四丁亥(天)九月[1767年9月]
石工銘 川崎驛 (倉)本丈助(幸忠)
寺門を入ってすぐ左手に置かれています。塔身四面に梵字(金剛界四仏種子)が彫られ、正面に「日本廻國供養」とあります。
左側面の石工銘と右側面の奉納年銘は一部判読できず、「横浜市文化財調査報告書(謝辞[14])」を参照しています。

俗体男女並坐像浮彫墓標

奉献/建立 寛文十一年(亥ノ三月)[1671年3月]
石工銘 不明
所在地 地図
説明札は、寺門向かい民家の角に立っていますが、実物は墓苑内、個人の墓地の中に置かれています。
江戸時代の夫婦の姿を石像に残した稀有な石造遺物です。「横浜市文化財調査報告書(謝辞[14])」によれば、男性は裃姿で脇差を指し頭巾をかぶり、背後に太刀が見えます。