栗木神社

所在地 神奈川県横浜市磯子区栗木2丁目13−21
三浦丘陵の中を、東西に貫通する根岸線のトンネルが通る丘上に神社があります。
急な階段参道を登りきると、狭い境内に横浜市内で唯一とされる[1]カヤ葺き屋根の拝殿が置かれています。

狛犬

奉献/建立 不明
石工銘 不明
狛犬タイプ 尾流れ(左:珠,右:子)
拝殿前に置かれています。左側右脚の下の「物体」が謎です。大きさから子狛とは思えず、珠にしてはひしゃげた感じです(暫定的に「珠」としていますが)。右側の子狛が乳吸いの様子が良くわかるのと対象的です。

狛犬

奉献/建立 不明
石工銘 (鎌)倉材木座村 (定)右エ門
狛犬タイプ 尾流れ
拝殿右脇に通じる東側からの階段参道の登り切ったところに置かれています。
台座の石工銘はかなり薄くなっており、「横浜市文化財調査報告書(謝辞[32])」では「甚右エ門」としていますが、鎌倉材木座 石長の石工[2]であれば、「定右エ門」だと思われます(とはいえ、過去の石長の作に狛犬は無いのが引っ掛かりますが)

石碑

奉献/建立 明治丗四年九月[1901年9月]
石工銘 服部權造
階段参道途中の左脇に置かれています。
残念ながら碑文が読めません。(「横浜市文化財調査報告書」にも記載無し)