妙栄山大蓮寺

所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町98
神奈川宿から東海道は帷子川を越えて、西南方向へまっすぐに今井川が作った谷筋を進みますが、保土ヶ谷宿の手前、北西側の多摩丘陵崖線に神社・寺院が多くあり、大蓮寺もその中の一つです。

宗祖報恩塔

奉献/建立 明治十三𫝕年三月[1921年2月]
石工銘 下岩間町 鈴木八五郎 /帷子上町 川古谷平吉
祖師堂前、右手に置かれています。正面に「南無日蓮大菩薩」と書かれ、左側面には「六百御遠忌報恩謝徳」と書かれています。
背面の碑文によれば、文政十一年に建てられた塔を明治十三年に八五郎が再建し、右側面の碑文で、さらに大正拾年に境内整備時に川古谷平吉が再々建したことがわかります。
下岩間町と帷子上町はいずれも天王町から西の保土ヶ谷宿を構成する町です。

題目塔

奉献/建立 明和八辛卯二月[1771年2月]
石工銘 不明
入口階段参道最上段部の左手に置かれています。

題目塔

奉献/建立 文化十癸酉三月[1813年3月]
石工銘 不明
入口階段参道途中の右手、寺号標の横に置かれています。

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