新田神社

所在地 東京都大田区矢口1丁目21−23
武蔵新田駅付近から真南の方向に自然堤防帯が続き、ちょうど矢口の渡しのあったところに繋がっています。現在も武蔵新田商店街としてにぎわっており、神社はその道沿いにあります。
神社名にもなっている、矢口の渡しで非業の死を遂げた新田義貞の息子義興を祀っています。近隣に義興とともに討ち死にした部下を祀った十寄神社と義貞公を祀った渡田新田神社があります。
訪問日 2022年11月,2023年4月,2023年10月,2024年4月,2026年5月

狛犬

奉献/建立 不明
石工銘 不明
狛犬タイプ 尾流れ(右:子)
戦災で吽像を失い、阿像しか残っていません。巷では「唸る狛犬」として有名で神社公式ページ[1]にも「唸る」動画がアップされています。
「安永五丙申(1776)」と「安永三甲午(1774)」の碑がすぐ横にありますが、タイプ(尾流れ)から考えると時期が合わないようです(旧大鳥居=天保三(1832)年の方が年代的には合う感じです)。

建石華表記念碑

奉献/建立 天保三年秋八月[1832年8月]
石工銘 窪世祥
「古今御朱印研究所[2]」によれば、現在は碑の右横に残材が置かれている鳥居建立の経緯を記した碑のようです(華表は鳥居の意)。

新田大明神道標

奉献/建立 文化十四年丁丑四月[1817年4月]
石工銘 麻布六本木町 五良兵衛
麻布日下窪(日ヶ窪)にあった講によって建てられています。港区の「地名の歴史[3]」によれば、麻布日下窪町は現在南北に分かれ、北は六本木に、南は麻布十番に含まれています。石工も同じ場所に住んでいたようです。