密蔵院

所在地 東京都大田区田園調布南24−18
東急多摩川線沼部駅から少し北東に進むと 六郷用水に出ます。 そこから用水に沿って南東に 200m進むと寺院入口があります。
用水は多摩川が作った段丘沿いを流れており、 その斜面に境内・墓地が広がっています。

光明真言塔

奉献/建立 (明治十八年)[(1885年)]
石工銘 松原祐太朗
寺入口から右手石碑群の手前に置かれています。 正面に「高祖弘法大師/光明真言塔」と書かれ、 左側面には「千五十囬遠忌塔」とあるため、 「大田区の石造遺物(謝辞[10])」によれば 建立は明治十八年頃と推定されています。

開通記念碑

奉献/建立 大正十三年五月[1924年5月]
石工銘 小俣徹石
寺入口から右手石碑群の奥の方に置かれています。 背面に歌が刻まれています(解読不能)が、 六郷用水の開通記念碑と言われています。

馬頭観世音菩薩碑

奉献/建立 大正九年二月[1920年2月]
石工銘 山谷 小俣徹石
寺入口から右手石碑群の奥の方に置かれています。 上部の円の中に馬頭観音を示す種字『カン』が描かれています。 背面の奉納者に「諸車製造/牛馬商/馬糧商/蹄鉄工場」などの 名前が見え、馬に関わる業者による建立だったようです。