円応寺(圓應寺)

所在地 東京都大田区矢口3丁目21−15
多摩川を矢口渡で江戸側へ渡ってすぐの所に寺院があったようです。
境内には区内最古の青面金剛の庚申供養塔が残されています。

小宮徳次郎君碑

奉献/建立 明治三十九年[1906年]
石工銘 内藤慶雲
本堂の左横から墓苑の入口に小宮家の墓地があり、その中央に日露戦役で戦死された方の大きな墓碑が置かれています。
正面に「故陸軍歩兵上等兵小宮徳次郎君碑」とあり、上部には「忠勲無窮」、さらに戦死により歩兵伍長に昇進した記載が添えられています。建立年が無いため、戦死の翌年建立としています。

六地蔵

奉献/建立 寛政十二申歳正月[1800年1月]
石工銘 松原傳右衛門
小宮家墓地の右手に新しい六地蔵が並んでいます。その側面には、旧六地蔵の台座に記されていた文言が記録されています。六地蔵の左に摩滅した石仏が置かれていますが、どうもこれが旧六地蔵のうちの一体で、川崎で最も古い石工 松原傳右衛門が作製した地蔵像のようです。