狛犬と石工の世界
鶴見川と多摩川の流域を訪ねて
江戸尾流れ、吉六、慶雲・・
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謝辞
卍
安詳寺
所在地
東京都大田区久が原4丁目4−10
池上本門寺のある荏原台と、呑川を挟んだ西側に位置する久が原台の東側縁下に寺院があります。
訪問日
2026年5月
題目塔
奉献/建立
(天明四年十二月)[1784年12月]
石工銘
本材木町八丁目 上総屋次助泰哲
右側の背の低い方の題目塔です。正面に「五百遠諱報恩供養塔」とあり、日蓮聖人のご入滅から500年(=天明2年)を記念して奉納された題目塔です。
石工銘の "上総屋次助" は杉並区/品川区/台東区などで作を残している石工です。また、"本材木町" は「江戸町巡り
[2]
」によれば、現在の中央区日本橋です。家康が材木商を集めたのが地名の由来ですが、そこに付随した河岸を石工たちも利用していたのかも知れません。
※奉納年銘は確認できなかったため、「大田区の石造遺物(
謝辞[10]
)」からの引用です
題目塔
奉献/建立
明治十四年十月[1881年10月]
石工銘
芝二本榎一丁目 福治郎
左側の題目塔です。側面に「六百遠忌報恩塔」とあり、日蓮聖人のご入滅から600年(=明治14年)を記念して奉納された題目塔です。
石工銘は台石の背面側の最下層右端に彫られていました。石工は「福治郎/福次郎」の表記ゆれはありますが、
戸越八幡の常夜燈
や、
新井宿八幡の狛犬
を作成した塚本福次郎と思われます。
参考にさせていただいたリンク
安詳寺公式ページ
江戸町巡り:本材木町