野津田袋自治会集会所

所在地 東京都町田市野津田町2541−6
明治までは鶴見川左岸を並走する芝溝街道と南北に走る鎌倉街道は袋橋の北側で交差し、鎌倉街道は川を渡ってそのまま南へ多摩丘陵へ入り、薬師堂(薬師池)へ至りました。その多摩丘陵の入口に当たる場所が、今の野津田袋自治会集会所だったようです。
訪問日 2025年11月

六面地蔵

奉献/建立 天保八年丁酉九月[1837年9月]
石工銘 信州 伊藤友藏廣國
集会所南側の壁沿いに石造物が並べられており、その中央に立派な屋根を持った六面地蔵像が置かれています「六面」としていますが、実際は角柱の正面と左右に2体ずつ計六体の地蔵像が彫られています。
背面の奉納年銘や石工銘はかなり摩耗が進んでいるため、「石仏探訪[1]」に掲載された写真を参考にしています。
石工銘にある「州」は異体字「刕」の崩し字のように見えます。

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