八石地蔵尊

所在地 東京都町田市下小山田町344−2
鶴見川最上流の左岸側にあります。かつて鶴見川に沿って、町田市木曽から八王子唐木田方面へ抜ける古道がすぐ前を通っており、北にある大泉寺へ向かう参道の入口に置かれていたようです。

名号塔

奉献/建立 天保五甲午歳十二月[1834年12月]
石工銘 (煤ケ谷)住人 大矢市左衛門
正面はかなり剥落が進んでおり、かろうじて「佛」の字が読み取れます。
煤ケ谷は神奈川県愛甲郡清川村にあり、近くで七沢石が採掘されたことにより、信州高遠石工との交流があり石工・石材業が盛んだった地域です。