子之三島神社

所在地 東京都狛江市西野川1丁目17−8
神社付近から小田急喜多見駅、さらに東名高速付近まで、多摩川が作った自然堤防地で、村落が作られていたようです。
現在神社の北側を流れている野川もかつてはすぐ西を流れていました(そこに架かっていたのが大橋です)

建築紀念碑

奉献/建立 明治二十五年龍集壬辰四月[1992年4月]
石工銘 高津村 小俣松五郎
神社入口の右手に置かれています。正面には、明治四年九月に子之大神と三島大神を合祀し、明治二十一年九月に拝殿修理に着手したが、上棟式を挙行することができたことを紀念した旨が記されています。
背面では、出資者の名前の下に世話人が列挙されており、その末尾に「高津村石工 小俣松五郎」の名があることから拝殿修理(石碑の作成を含む)に松五郎が関わったと思われます。
碑の近くに、同年同月奉納の石水盤や幟立ても置かれています(石工銘は確認できず)。

鳥居残材

奉献/建立 不明
石工銘 登戸 吉沢光信
拝殿の左横(西側)に台石が、拝殿の床下に脚が、拝殿右下に笠木がそれぞれ置かれていました。奉納年銘は確認できませんでした。

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