矢野口渡 馬頭観世音塔

所在地 東京都稲城市矢野口402
昭和十(1935)年に多摩川原橋が開通するまで、ほぼ同じ地に多摩川を渡る矢野口の渡し(渡船場)がありました[1]。渡船場へ続く旧道沿いには、明治期を中心に多くの馬頭観音塔が造立されています[2]。当時交通手段だけでなく苦労を共にした馬の役割が重要だったことが伺えます(謝辞[29])。
訪問日 2026年2月

馬頭観世音塔

奉献/建立 文化十三龍舎丙子三月[1816年3月]
石工銘 内藤(新宿追分 甚)藏
14基並んだ馬頭観音塔のほぼ中央に置かれ、稲城市内最古で最大の観音塔です。また表面が文字ではなく観音座像の浮彫となっている点でも珍しいものとされています[2]
明確な奉納年銘は無いため、塔左側面の碑文の中から引用しています。
また、石工銘は台石右側面の左隅にありますが、一部不明瞭で記載は「稲城市文化財調査報告書 第13集(謝辞[29])」を参考にしています。