新宿庚申塔

所在地 東京都府中市府中町2丁目2−5
府中新宿は府中にあった三宿の一つで、現在の東府中から分倍河原までを含む府中街道沿いの宿場だったようです[1]。
石碑が建つ場所は、甲州街道から北へ伸びる道がさらに分岐する三叉路となっています。

新宿庚申塔

奉献/建立 嘉永五歳壬子二月[1852年2月]
石工銘 (染屋 与市)
「府中市の石造遺物(府中市郷土資料集3)謝辞[30]」によれば下台石に「此方 ふじ大山道/此方 田なし」とあり道標でもあったようです。
同資料によれば、染屋の石工「(村野)与市」の銘があったようですが、剥落が進んでおり、確認できませんでした(染屋の村野與市は白糸台常夜燈金龍寺の地蔵菩薩像を作成した石工です)。

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