郷土の森博物館

所在地 東京都府中市南町6丁目32
1987年に多摩川の砂利採掘跡を利用して作られた総合博物館です。広大な園を合わせ持ち、町屋、農家、さらに田んぼや畑、雑木林がその中に復元されています。また、かつて府中市内に祀られていた石仏・石碑群が集められて保存されています。
写真の番号は、「博物館 石造物紹介[2]」に記載されている番号を付与しています。

(2)馬頭観音塔

奉献/建立 嘉永三年庚在歳十一月[1850年11月]
石工銘 登戸(住) 吉沢藤(三光信)
所在地 地図
「石造物紹介[2]」の(2)に記載されています。
園内の旧府中郵便取扱所の対面で、まいまいず井戸の東側道沿いに置かれています。
観音は結加趺坐の姿勢で、三つの顔と六つの腕を持つ姿が彫り出されています。
台石の下半分が土中に埋もれているため、石工銘の下半分が確認できませんが、恐らく登戸吉澤二代目の藤三光信の作と思われます。