西光寺

所在地 東京都調布市上石原1丁目28−3
甲州街道沿いの宿場町 上石原にあるお寺です。調布市内に残る唯一の仁王門を持つほか、近藤勇率いる新選組が甲府へ出陣する際に寺向かいの民家で休息したことでも有名です。

常夜燈

奉献/建立 弘化三丙午年[1846年]
石工銘 登戸 吉澤藤三郎光信
山門左横、近藤勇像の隣に傘が大きな常夜燈が置かれています。正面に「秋葉大権現」、側面に「榛名大権現」「鎮守両社宮」とあり、甲州街道沿いの宿場に多く見られる常夜燈の一つですが、美しく精巧な彫りとバランス感が見事です
(市内最大と言われています[1])
石工は登戸吉澤の二代目藤三郎光信で、流れるような独特な書体が印象的です。
※雑な補修のために奉納年銘が一部見えないのが残念

堅牢地神塔

奉献/建立 嘉永五年壬子春二月[1852年2月]
石工銘 登戸 (吉)澤藤三光信
入口を入ってすぐ左手に置かれています。「調布まちなかウォーキング[3]」によれば、調布市内に2基のみある地神塔の一つです。