吉六の作品資料

十一代続いた吉六ブランドは、多くの作品を神奈川・東京に残しました。
先達各位が、そのリストを作っておられるので下記にまとめてみました。 その中でも、質・量ともに充実しているのが 北村正幸氏による 「鶴見村石工・飯嶋吉六 十一代続いた石工」です。
神社の残欠やお寺の墓碑まで資料に掲載されており、 その網羅度には脱帽です。

吉六の資料一覧

掲載資料作品数備考
「鶴見村石工・飯嶋吉六 十一代続いた石工」 著:北村正幸(2015) 195 補1件は、補遺に含まれたので除外し、飯島家墓碑を追加
「鶴見村石工・飯嶋吉六 十一代続いた石工 補遺」 著:北村正幸(2021) 22 文書資料1件は除外
「鶴見石工の系譜 付表」 著:金井晃(1986) 149
「飯嶋吉六と石河岸」 著:吉川英男(2016)[1] 33 港北区内の飯嶋吉六の石造物表
「鶴見の石碑」 編:鶴見区史編集委員会(1982) 16 一覧内で「飯島吉六」と記載されている石造物数
「吉六ミニツアーパンフレット」 編:阿由葉郁夫(1999)[2] 17 吉六の狛犬リスト、※吉六でないものも含まれています
「編集長の狛犬小屋:飯嶋吉六の狛犬」 著:阿由葉郁夫[3] 18 吉六の狛犬リスト(狐含む)

※北村氏の②「補遺」22件には、元の 195件との重複(移設されたもの) 9件を含んでいます。
※①,②,③,⑤ の引用元については 謝辞を参照ください。

上記の作品数をすべて集約すると、下記の件数となります。

全作品数: 227 ①「鶴見村石工・飯嶋吉六」記載数195
②「鶴見石工・飯嶋吉六 補遺」のみ記載数13
③「鶴見石工の系譜 付表」のみ記載数13
④「港北区内石造物」のみ記載数2
⑤「鶴見の石碑」のみ記載数2
いずれにも記載無し2

※いずれにも記載無しの2件は、鴨居杉山神社の残欠上末吉真福寺の石碑です。

※上記の中に 確認できない(Unreachable)作品が 28件あるため、 残り 199件が探訪対象となります。

参考にさせていただいたリンク